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ジャズとレコードのこと

ERIC DOLPHY AT THE FIVE SPOT Vol.2


レコードコレクターズ11月号の特集が「ブルー・ノート・ベスト100」だったので、本屋でパラっと見てみたら、1位がエリック・ドルフィーの「OUT TO LUNCH」でした。えー。数あるブルーノートの名盤を押しのけて!まあ順位なんて人それぞれだから大した意味はないんだけど、それにしても意外だったなあ。

エリック・ドルフィーといえば、最近「ERIC DOLPHY AT THE FIVE SPOT」のVol2を手に入れました。VAN GELDER刻印入りのUS盤でとても音がいいのです。2000円でした。演奏のカッコよさで言ったらVol1のほうが上かもしれないけど、ぼくは同じくらいVol2も好きです。

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やさしいジャズ

record

何年か前に買った時は
ずいぶん甘ったるいなあと思って
ほとんど聴かなかったけど
最近になってよく聴いています。

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静かなるケニー


ぼくがジャズに目覚めて、初めて買った中古レコードがこれです。確かこれと、あとはセロニアス・モンクのトリオのやつと、ホレス・シルヴァーの「Song For My Father」の3枚を買ったと思う。

緊張しながらレコード屋(ボーダーラインレコーズ福岡店)に入り、少ない知識を総動員して、見たことのあるジャケットを探し、その3枚を選んだ。店を出た途端ドッと疲れが出て、近くの喫茶店に入り、一枚一枚ジャケットから取り出して、綺麗な黒盤を眺めた。それだけでワクワクした。

その後、レコードプレイヤーとスピーカーを揃え、「静かなるケニー」に針を落とした。トランペットの音が聴こえてきて「うわ、本当に音が出た!」と興奮した。なつかしいな。福津にいて、まだ結婚したばかりだったと思う。

今日ひさしぶりに聴いた。B面がいい。

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2年ぶり


レコードはレコード屋に足を運んで買うのがぼくのモットーだけど、最近はレコード熱も冷めていて、そもそもレコード屋に行く暇も無い。そんな中、唯一新入荷情報をチェックしているネットショップseeedさんで、久しぶりにレコードを買いました。レコードを買ったのは実に2年ぶりです。

seeedさんはほぼ毎日、6枚のジャズレコードを更新していくスタイルで、今日はどんな6枚かな?と見るだけで楽しい。価格も良心的で、レコードには「大名盤」「名盤」「好内容盤」という独自の評価が付けられます。

ぼくが買ったトニー・ウィリアムスの「spring」は、好内容盤という低めの評価でした。でも視聴した「LOVE SONG」という曲が素晴らしくて、この1曲のためだけでもいいと思いました。それくらいカッコイイ曲です。ジャケットもいい。

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Ella And Louis


相変わらずジャズは聴いているけど
レコードは全く買ってません。

何か欲しいレコードあったかなあ
と考えた時にぱっと浮かんだのは
「エラ・アンド・ルイ」でした。

持ってないくせにジャケットを
描いてみたら結構上手に描けた。
特にエラ・フィッツジェラルドさんの
フォルムが良い感じに描けたぞ。

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セーター


オーネット・コールマンは
「ジャズ来るべきもの」のジャケットで
セーターを着ているけど
ステージでもセーターを着て
演奏していたのかな?
黒人のセーター姿って
かっこいいですよね。

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なんてことないジャズ

オーネット・コールマン、エリック・ドルフィー、ウェイン・ショーター、そこらへんの攻めたジャズをよく聴いた時期を経て、今はなんの変哲もないジャズを好んで聴きます。レッド・ガーランドのピアノトリオはどれを聴いても大体同じで、よく金太郎飴だと言われるけど、どのレコードを聴いてもレッド・ガーランド的雰囲気を味わえるという安心感があります。ぼくは「ALL KINDS OF WEATHER」が好きです。毒が一切入っていない、ピュアなジャズが味わえます。

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サマータイム




コルトレーンのマイ・フェイバリット・シングス。
A-1の表題曲が有名ですが、
実は他の3曲も全部良いのです。
特にB-1のサマータイムがいい。

晩ごはんを食べている時、
Amazonプライムで「夏のジャズ」
というプレイリストを聴いていると、
数曲目にサマータイムが流れました。

ん?曲名にサマーが付いてるだけで
ぜんぜん夏っぽくないのにと思いながら
コルトレーンの激しいソロを聴いていると、
妻がそっと音量を下げました。

1960年代のジャズ喫茶には
長髪の学生たちがたむろして、
ショートホープ片手にコルトレーンを
爆音で聴いていたそうです。

甘っちょろいジャズをリクエストしようものなら、
一斉に冷たい視線を浴び、舌打ちしながら
席を立つ人もいたそうです。怖いですね。

先日散歩をしていると高宮駅の近くに
ジャズ喫茶っぽいお店を見つけました。
まだ行ったことないけど、
ちょっと気になっています。

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レコードぐらい調べずに買おう

ひさしぶりにレコードを買った。
エリック・ドルフィー・イン・ヨーロッパ Vol.2
プレスティッジ US 草色 ステレオ盤 1500円。

パイプをくわえたドルフィーの横顔が
これぞジャズミュージシャン
という雰囲気でかっこいい。


エリック・ドルフィー・イン・ヨーロッパ Vol.2


ドルフィーは有名なファイブスポットや
アウト・ゼアなどを買ってきましたが
このレコードが一番自分の好みでした。

とっつきにくい変人ドルフィーだけど
このレコードでのドルフィーは軽やかで楽しい。
そして本当に演奏が上手いなあと思います。

ほとんど予備知識なしの
ジャケ買いが当たるとうれしいのだ。
ネット時代のいまは何を買うにも
検索して、調べて、失敗しないように
損をしないように買い物しますが
それって賢い反面、楽しさ半減。
カッコもよろしくない。

レコードを買う時ぐらい
直感でいきたいよ。

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ゴールデンサークルの思い出

オーネット・コールマンのゴールデンサークル


このレコードはジャケットが
かっこいいことで有名だし、
レコード屋に行けば出会う確率も
高いので(不人気だから?)
ジャズ初心者がうっかり手を出して
なんじゃこりゃとなる1枚です。

最近、B面がイイことに気づきました。
もちろんA面もいい。
ぼくが所有しているのは黒音符ラベルで、
自分の耳には悪くない音に聴こえます。

まだコロナなんて無かった頃、
東京のレコード屋の廃盤コーナーに
「オリジナル」と書かれたこれが
3000円でささっていて、
む!と思ったけどスルーして
後で激しく後悔しました。

しかし不人気だとしても、
ブルーノートのオリジナルが
3000円なんてことがあるんかな。
ないよね?でもそう書いてあったんよ。

その時は単純に「さすが東京」と思いました。
そしてなんとなくそれを手にとって買うと
舐められる気がしたのです。
だれに?わかりません。

とにかく自意識過剰なぼくは
それをスルーすることで、
わかっている風を装ってしまったのです。
なんにもわかってないくせに。

その後やっぱり欲しくなるも、
福岡だと国内キング盤が同じ3000円。
それを買ったら負けだと思い、
結局1980円で見つけた黒音符ラベルで
手を打ちました。

オーネット・コールマンは経済的理由から
安物のプラスチック製サックスを使っていて、
逆にそれが彼の個性になった
という逸話がぼくは大好きなのです。
革新的なものはゴージャズな
環境からは生まれんのよ。

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