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映画や音楽のこと

カメラを止めるな

話題の映画「カメラを止めるな」を観ましたよ。予備知識ゼロで観たほうが絶対によいと聞いたのでそうしました。実際見て、その意味がわかりました。とても斬新なつくり。面白かったです。

この映画を観たら、ツマラないと感じる作品(それが映画だろうが何だろうが)に対して、きっとやさしい気持ちになれます。リスペクトすらできるかもしれない。そして、だれかと一緒に、何かをつくりたくなる。

帰り道、夜の高速道路、ひとりだったんでジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンを聴きました。Now I Got Worryです。出だしにいきなりジョンさんが「ああああーーー」と叫ぶやつです。ぼくはもう42歳なので、一緒にああーーとは叫びませんでした。

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中学生シンガーソングライターにハマる


最近話題になっている中学生シンガーソングライター崎山蒼志くんの歌に、昨日からハマっています。中毒性があって何度も見てしまう。詞も歌い方もすでに自分の世界観を確立している。

中学生の男なんてだいたい調子に乗ってカッコつけてそれでいて中身はスカスカじゃないですか。ぼくもそうでした。しかし崎山くんはごくごく自然体で一見ふつうの少年なのに実は凄いという、一番かっこいいパターンなんだから、まいったな。見た目はちょっと昔の向井秀徳さんっぽい感じもありますね。

きっとこのまま歌の世界へ出ていくんだろうけど、どうか周りの人たちが、不必要な音を足したり、余計なアレンジをしたりしませんように。

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映画バスキア

movie

バスキアの映画を観ました。ここ数年で観た映画の中でも上位に食い込む傑作でした。

ぼくが20歳のときの映画で、当時デビットボウイがウォーホル役をやって話題になっていたのを覚えてます。他にもゲイリーオールドマンやデニスホッパーも出ていて超豪華な顔ぶれ。さらにバスキアにインタビューするだけの役でクリストファーウォーケンも出ていて、おおーとなりました。そのインタビューシーンは強烈です。

あまり過程を説明しない、ぶつ切りの編集も良かったし、映像の雰囲気もよかったし、役者もよかったし、あー観てよかった。悲しい映画ですけどね。

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ひさしぶりの映画館とバスキア

bas


随分ひさしぶりに映画館へ行きました。しかし博多駅の映画館の人の多さは、福津のそれとは比べもんになりませんね。グレイテストショーマン観たんですけど、ほぼ満員でした。

ぼくはこれまでどうもヒュージャックマンが好きになれなくて、それでこの映画を観る前もヒュージャックマンかあ・・・と思ってましたが、今回は役にぴたっとハマってました。最初から最後まで歌の力に圧倒されるイイ映画でした。

その後、妻がキースへリングの展示会みたいなのに行きたいと言うので行ってみました。グッズ販売がメインで、山梨のキースへリング美術館の人たちが来ていました。キースヘリング、ぼくが小学生のときに流行って、あのイラストが描かれた布製のリュックを持ってたっけ。

販売グッズの中に額装されたバスキアのポスターがあって、一目で気に入り購入しました。

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ブルーに生まれついて

チェットベイカーの伝記映画「ブルーに生まれついて」のブログをアップし忘れていました。だいぶ前に観たんですけど、なかなか良かったですよ。

チェットさんは麻薬でボロボロになり、売人に殴られて歯をなくして引退しますが、奥さんに支えられてカムバック。復活ステージにはマイルスの姿も。緊張とプレッシャーで吐くチェットさん。目の前には止めたはずの麻薬が・・・やってしまうのか?こらえるのか?ラストの演奏シーンは必見です。

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エンドロールは波の音だけ

orange

おしゃれインスタ女子みたいな
写真を貼り付けてみました。
妻が福津の手づくり市で買ってきた
パン屋「ORANGE」のパンです。
ぼく的にメロンパンに関しては
ここのが一番おいしいと思う。

ところで全く話は変わりますが
「あの夏、いちばん静かな海。」
すごくいい映画ですよね。
淀川先生も愛した名作です。

エンドロールが波の音だけという
キタノタケシ監督のセンスよ。

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北野武監督に伝えたい

3-4


3-4×10月は北野監督の
最高傑作だと言いたい。
声を大にして言いたい。
ソナチネも好きだけど、
繰り返し観ると断然こっちです。

よくここまでバッサバッサと
大胆な編集ができたなあと驚きます。
北野監督は黒澤監督との対談で、
省略の美学について語っていて、
ビビっちゃうといらないシーンを
ついつい入れてしまうと言ってます。

デザインにもこれとまったく
同じことが言えるかもしれない。

もしも近所の焼き鳥屋さんで、
北野監督にばったり会ったら、
いかに3-4X10月のことを愛しているか
伝えようと心に決めています。

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制約が創造力を高める

alien_movie

名作映画をもう一度見よう。というスローガンを掲げて、夜な夜な名作を観なおしています。

タクシードライバー(1976)
ゴッドファーザー(1972)
エイリアン(1979)
東京物語(1953)

エイリアンは久しぶりに観たけど、こんなに映像がかっこいい映画だったっけ?と驚きました。CGとかいらんのよね。やはりクリエイティブには制約が必要なんだよ。

あとは黒澤明の七人の侍もみたんですけど、セリフがほとんど聞き取れなくて、開始15分であきらめました。

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たそがれ清兵衛

たそがれ清兵衛の原作を読み終えて、また映画もみたくなりました。妻もみてみたいと言うので、ゲオで借りました。

もう数え切れないほど観てるけど、何回みてもイイ。何回みてもいいっていうのは、良い映画の必須条件です。いろんな映画をたくさん観るのもいいけど、自分の心にピタッとくる映画を繰り返し観るのもイイのです。ぼくは映画も本も、気に入ったやつを繰り返しみるタイプの人間です。

たそがれ清兵衛には無駄なシーンが一切ない。どのシーンを切り取ってもすばらしい。ぼくは特に、前半の清兵衛たちの暮らしぶりが好きです。日々をまじめに、しっかり生きる清兵衛たちの姿をみるのが好きなのです。

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SULLY(ハドソン川の奇跡)

映画「ハドソン川の奇跡」を観ました。飛行機が危機的状況になったけど、機長がなんとか川に不時着させてめでたしめでたしーという映画ではありません。なんせ監督はイーストウッドですから。ずしりと手ごたえのある、良い映画でした。

メニュー画面でタイトル「SULLY」と表示されて、あれ?まちがった?と一瞬思いましたが、原題がSULLYでした。ハドソン川の奇跡って、なんかお涙ちょうだい映画みたいでダサいから、原題のままで良かったのにね。

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ラララ・ララララ・ラ・ラ・ランド

ラ・ラ・ランドを観ました。ちなみに本文にネタバレはありません。

ひとことで言うと、最高でした。もうオープニングだけで「観に来てよかった」と思いました。開始10分で、すでに鑑賞代の元は取った気分です。

だいたい映画館って「バリバリ」「カサカサ」と、何かしらノイズを奏でる人がいますが、今回は館内の照明が落ちて、本編がいよいよはじまるその瞬間、ぴたりと完璧に静まりかえり「ああ、みんな今からはじまる映画に集中しているぞ」と、うれしくなりました。

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ムラカミハヤオ

村上春樹さんの新作、本日発売されましたね。ぼくは文庫派なのでまだ買ってません。ただ、Yahooニュースのコメント欄がまたもや荒れていて、心を痛めています。最近「ねじまき鳥」を久しぶりに再読していて、今日から3部(表紙ボロボロ)に突入しました。そして宮崎駿監督が、新作長編アニメの制作準備に入ったというニュースが届きました。本当ならばうれしい。やっぱり監督は苦しい苦しいと言いながら、つくることが好きで好きでたまらないんでしょうね。

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いきなりのランクイン

ジブリ派ではなかった妻がとつぜんジブリにハマり出して、家にあるもののけ姫とか、その他いろんなジブリ作品を、片っぱしから観ています。

ぼくもジブリ好きを名乗ってるくせして、まだ見てない作品がチラホラあり「借りぐらしのアリエッティ」もそのひとつで、先日一緒にDVDで観ました。

アリエッティ、いいね。こんなに良い作品だとは知らなかった。完全にノーマークでした。いやーまいったまいった(ジコ坊風に)。

ちなみに、妻のジブリランキング1位は、意外にも、もののけ姫だそうです。ぼくも、もののけが1位かなあ。ラピュタも完ぺきな映画だし、ハウルもいいですけどね。ハウルは音楽もいいんだ。

そして今回、アリエッティが、いきなり上位にランクインしてきた感じです。

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君の名は

ようやく映画「君の名は」を観てきました。

あまりにも話題になってるし、興行収入〇〇億円突破とかいわれて逆に冷め気味だったのですが、海外でも評価されてるし、近所のカフェくつろぎのマスターにもおすすめされたので、夜の福津イオンへ観に行ってきました。

いやー、テレビCMを見るたび「チミの名は」とか言ってチャカしてすみませんでした。ものすごく良い映画でした。

ななめ前の席の人が、明らかに持ち込んだ系の固いお菓子を、バリバリボリボリと絶望的な音をたてて食べていて「ぐぬぬ・・・」となりましたが、それがだんだん気にならなくなるくらい映画に引き込まれ、終盤のばたっと倒れこんだあとに手のひらを見るシーンでは、心臓がブルブルブルっと音をたてて震えましたよ。

映画鑑賞後はくつろぎに行って、熱いカフェラテを飲みながら語りました。映画っていいですね。予告で見た「海賊と呼ばれた男」も面白そうでした。

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レコードでジャズを聴く

record


一番はじめに聴くレコードは、ケニードーハムの「静かなるケニー」に決めていました。ドーハムのやさしいトランペットの音が、レコードで聴くのにぴったりだろうと思ったからです。

(ちなみに写真に写ってるレコードはジョンコルトレーンの「ジャイアント・ステップス」です。3曲目のカウントダウンの最後のほうでいよいよポールチェンバースのベースが入ってきた時「うひゃー」となります。)

ジャケットからレコードを取り出してターンテーブルに乗せ、クリーナーでほこりを拭い、針を落とす、この面倒くさい工程がいい。

中古レコードには結構個体差があり、良い音だと感動するレコード盤もあれば、あれ?なんかドラムに毛布かぶせてない?と感じるようなモコモコ盤もあります。買ったレコードがそれだとがっかりするけど、そういうところも含めて、モノとしての魅力に溢れています。

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エクソシストはカッコいい

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たまにはホラー映画でも観ようということになりまして、先日「エクソシスト」を借りて観ました。ちなみに怖いのは苦手です。

今回ひさしぶりに観て思ったのは、映像がとにかくカッコいい。エクソシストってこんなにカッコよかったっけ?構図やカメラワーク、光と影の使い方とかいちいちカッコよくて、あ、今のシーンの左側に英字コピーをバシッと入れたらカッコよかろうねーとか考えながら観てしまいました。

ということで、昔観たときの怖かった記憶は「カッコいい」に塗り替えられました。ぼくの記憶の中での最怖ホラーは「オーメン」なんですけど、これも今みたらあんまり怖くないのかな。

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サンセットライブの思い出

sunset


台風が来るかもシレナイ、中止になるかもシレナイ、そんな情報が飛び交っていたサンセットライブ2016ですが、無事に開催されました。原田=晴れ男という認識で、いいと思います。

トップバッターのネバヤンをいい位置でみたい。はりきって開場の1時間前から並びます。おかげで生のネバヤンを最前列でみれました。ネバーヤングビーチ。

会場で買ったサンセットタオルを落としてベトベトにしてしまい、意気消沈してウロウロしていると、ネバヤンのメンバーを発見し、いっしょに写真を撮ってもらいました。飾らず自然体の気さくな方々でした。

そして、夏ももう終わりですね。ふくらはぎに筋肉痛を感じていますが、今日からまた、仕事がんばります。

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40歳からのジャズ入門

eles

ぼくもすっかり大人になりました。いま、ジャズにハマりかけています。

昔はジャズの良さがよくわからず、ジャズを好きとか言ってる人たちはきっとカッコつけて言ってるんだろうと、決め付けていました。コーヒーをブラックで飲むなんて、カッコつけのやせ我慢だと信じていたように。

しかし、そんなぼくも少しづつ大人の階段をのぼり、「ジャズいいなあ」と思うようになりました。まだ、よちよち歩きの初心者なので、モダンジャズのド定番から買い集めてます。そういう素直さを、ぼくは持っているのです。

いまはこれを書きながら、キャノンボール・アダレイのサムシンエルス聴いてます。入門編にうってつけの名盤だそうです。うーん、かっこいい。

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ポテサラ

zazenboys

ZAZENBOYSはいいなあ。本日後半はすとーりーずを聴きながら、ガシガシとコーディング作業しました。ポテトサラダが食べたい。

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テクニックじゃないのだ

先日、楽器シロウトの人たちが合宿をして、たった3日でバンド演奏をしようという所さんの番組を見ました。

ギター担当の男性はFコードを押さえられず、弦をまともにはじくこともできなくて、ペケペケと変な音を出すし、テンポもずれまくりで、とてもヘタッピです。

そんな素人さんばかりでバンドを組み、課題曲「歩いて帰ろう」を練習します。最初の合奏はぐだぐだで、何の曲かわからない感じだったのに、3日後の発表演奏ではちゃんと演れている!

テンポは超スローでズレているし、ミスも多いし、はっきりいってヘタッピなんだけど、それなのに、なんだかとても良くて、音楽っていいなあと思いました。

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