小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

バナー制作は難しい

タイトルの通り、バナーをつくるのは難しい。小さいサイズの場合、その限られたスペースでユーザーの目を引くバナーをつくるのは大変だし、逆に大きいサイズの場合はスペースを持て余し、余計な情報を入れてゴチャゴチャとなりがちだ。どんなサイズであれ、バナーをつくるのは難しいのだ。時間もかかる。だけど一般的には、バナーなんて鼻歌まじりでちゃちゃっと作れると思われがちだし、制作費の相場も安い。でも実際は時間かかるんだよー(全国のウェブデザイナーたちの切実な叫び)。

ウェブデザイナーはみんな、駆け出し時代にこのバナー制作を徹底的にやらされる。そしてボコボコに打ちのめされる。ぼくもそうだった。デジハリに入学する前、まだ独学でウェブ制作を学んでいた時、あるフリーランスのデザイナーの方(もちろん面識など無い)にいきなり熱いメールを送って、お手伝いをさせてもらっていた。その時もやはり、バナー制作ばかりやった。そして繰り返しダメ出しをされた。あれから23年が経ち、いまだバナー制作に苦戦している。

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思考停止状態

最近、思考が止まり気味です。ブログも停滞の気配を帯びてきました。思考が止まっているのは、きっと歩いていないせいもあるけど、一番は年末特有の慌ただしさでテンパっているのが理由です。やらないといけないことが山積みで、ぼくの脳内メモリでは処理が追い付いていない。まずいぞー。きっと3月末までずっとこんな感じだろうなあ。気合いだー。

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なんてことないジャズ

オーネット・コールマン、エリック・ドルフィー、ウェイン・ショーター、そこらへんの攻めたジャズをよく聴いた時期を経て、今はなんの変哲もないジャズを好んで聴きます。レッド・ガーランドのピアノトリオはどれを聴いても大体同じで、よく金太郎飴だと言われるけど、どのレコードを聴いてもレッド・ガーランド的雰囲気を味わえるという安心感があります。ぼくは「ALL KINDS OF WEATHER」が好きです。毒が一切入っていない、ピュアなジャズが味わえます。

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子供の絵

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冬が来た

急に寒くなった。寒くなるのはいつも急だ。あわてて灯油を買いに行った。子供はヒートテックの上にフリースベストを着て、さらにその上からモコモコのトレーナーを着ていた。シルエットがまん丸になっていた。妻は半纏を着ていた。それを見て冬が来たなあと思った。

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おかわり

幼稚園のクリスマス会では
手づくりのハヤシライスが振舞われ
子供は5回おかわりしたと言っていた。

え?5回も?と思ったけど
どうやら器が小さいらしい。
だからみんな食べては並ぶを繰り返し
「おかわりください」と言って
何度もおかわりするそうだ。

先生たちも小さな器を持って
子供たちと一緒に並び
子供たちと一緒に
おかわりするんだって。
その光景を想像するだけで
ほっこりするなあ。

いつのまにか「おいしい給食」の
シーズン3がはじまっていた。
アマプラで少しづつ見ているけど
甘利田先生も生徒と一緒に並んで
給食をよそってもらっている。

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ディープ・パープル

昨日ディープパープルのことを書いたきっかけで、久しぶりにYouTubeで曲も聴いたら、心は一気に高校生時代へとタイムスリップした。音楽にはそういう不思議な力がある。BURN、SPEED KING、FIREBALL、数十年ぶりに聴いてちょっと目頭が熱くなった。ディープパープルってめちゃくちゃかっこよかったんだな。当時はロックの教科書に従って雰囲気で聴いていたけど、今になってわかった。めちゃくちゃかっこいいやん。


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スモーク・オン・ザ・ウォーター

レヴィ=ストロースの「悲しき熱帯」が相変わらず進まない。妻から「最近その本よく読んでるね」と言われるくらいには読んでいるはずなのに、まだ110ページしか進んでいない。あと650ページも残ってるぞ。完読するのはいつになるんだ?レヴィ=ストロースはこの本を、47歳の時(ぼくと同じ年齢だ!)たった4ヵ月で書き上げたらしい。これまでに集めてきた断片を、時間軸を無視して一気におりゃーと書いたらしい。難しい人が、難しいことを、難しく書いて、しかも編集していないとなると、ぼくのような凡人が読むのに苦労するのは当然だ。

高校生の時、通信講座でギターを練習した。月に一度カセットテープと教科書が送られてきて、テープの音に合わせてギターを弾いた。その通信講座の方針は「あえて難しいフレーズを先に練習することで、それよりも易しいフレーズが楽に弾けるようになる」というものだった。たしか2回目か3回目くらいの講座で、いきなりスモーク・オン・ザ・ウォーターのあの有名なギターソロを練習させられた。繰り返し繰り返しやったけど弾けなかった。結局弾けないまま、次の教材が届いた。次に取り組むギターソロはスモーク・オン・ザ・ウォーターよりもゆっくりで単純だった。ぼくの指は自分でも意外なほど動き、割とあっさりマスターすることができた。その成功体験は、ぼくの人生に大きな影響を与えた。「悲しき熱帯」のような難解な本に向き合う時、いつもスモーク・オン・ザ・ウォーターを思い出す。

という記事を書いて公開したあと、スモーク・オン・ザ・ウォーターのソロってどんなだったっけ?と思って久しぶりに聴いたら、割と簡単そうなソロだった。あれ?そうだ、スモーク・オン・ザ・ウォーターじゃなかった、ハイウェイ・スターだ。間違えた!

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ストーブ

実家で使っている
アラジンストーブの芯交換を
自力でやってみたら
なかなか大変な作業でした。

やっぱり石油ストーブの
火のぬくもりは良いね。
うちは石油ヒーターを
使っていて十分暖かいけど
ストーブのやさしさには勝てません。

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05


常に持ち歩いている
メモ帳が5冊目に突入。

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出会う

我が家に一人掛けの
ソファがやってきた。

ずっと欲しかったけど
なかなか理想のものに出会えず
南区でひっそりと営業している
中古の家具屋さんで
ついに出会ってしまった。

雰囲気のある渋い柄で
どっしりとしたサイズ感があり
固さもあって座り心地もよく
おじいちゃんになってもしっくりくる
そんな一人掛けソファ。

店主もぼくが好きなタイプの人で
配送をお願いしたらその日の夕方に
トラックで持ってきてくれて
一緒に部屋まで運んでくれた。
「来るべきところに来たという感じがする」
と言ってくれて、それがとてもうれしかった。

そのお店に行ったのは
その日が初めてだった。
子供の生活発表会のあと
餃子の王将で昼ごはんを食べて
車で信号待ちをしている時に
ふと軒先に椅子を並べたお店が
目に留まり中へ入ると
良い感じに使い込まれた家具や雑貨が
たくさん並んでいて興奮した。

うわーうわーと言いながら
その狭くて細長い
お宝ジャングルを進んでいくと
一番奥でソファが静かに佇んでいた。

あの時、王将に行っていなかったら
赤信号に捕まっていなかったら
このソファは今ここにないんだなと思うと
不思議な縁を感じる。
今年の「買ってよかったで賞」は
これで決まりやな。

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新幹線

取材で熊本へ行ってきました。いつもなら車ですが、今回一緒に行ったはぴりの!の山崎さんが新幹線のチケットを手配してくれて、新幹線でぴゅーっと行ってきました。新幹線だとたったの40分!で熊本に行けるんですね。今まで知りませんでした。ぼくは47歳にもなって、世の中の大体のことを知らないのです。からし蓮根チップスを買って帰りました。

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革ジャンの思い出


若い時は大体みんなロックを聴いて、革ジャンに憧れる。革ジャンを着こなすキャラクターを持ち合わせていないくせに、革ジャンに憧れる。それが若者です。ぼくもご多分に漏れず、ロックを身に纏いたい!と切望しました。

それで高校生の時だったか、母親に革ジャンのお店のチラシを見せて(当時、革ジャンばかりを大量に揃えたお店があって、よくチラシが入っていた)革ジャンが欲しいと訴えました。「一生着れるから!」という常套句も使いました。そして母親といっしょにお店へ行き、ダブルのライダースを買ってもらいました。

ロックを身に纏いたいと言いながら、母親に買ってもらうというロックから一番遠い買い方をしてしまう恥ずかしさ。それが若者です。母親がレジで支払いをしてくれている間、ぼくは無関係を装い、遠く離れたところに突っ立っていました。

そんな甘ちゃん小僧にダブルのライダースが似合うはずもなく、ほとんど着る機会が無いまま、どこかへいってしまいました。

もし将来、自分の子供が同じように言ってきたら、ぼくは革ジャンを買ってあげるだろうか。それとも「絶対似合わんけんやめときい」と言うだろうか。あの時、母親はどう思っていたんだろう?

(それにしてもあのお店、なんていうお店だったかなあ?位置付けとしては革ジャン専門のユニクロのような感じで、わりとすぐに潰れた気がするんだけど・・・)

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秘密特訓

鼻がつまり気味だったせいか
口で呼吸をしていた子供に
「鼻で呼吸したほうがいいよ」
と伝えた。

「いやあ、なんか苦しいんよ」
と言いながら大袈裟に
鼻ですぴーすぴーとやったら
鼻水が出てきて笑った。

翌日、子供が口のところに
セロテープを貼り付けていた。
鼻呼吸の特訓をしていたらしい。

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シューマイ


大阪のお土産で買ってきてくれた
551のシューマイをみんなで食べた。
幼稚園では上にグリーンピースが
乗っていると子供が言う。

ぼく「あれいらんよね」

子供「いらんよねえ」

シューマイの上の
グリーンピースを
必要としている人は
いるんだろうか?

そしてぼくら世代は
シューマイと聞くと
闘将!拉麺男を思い出す。
耳の穴にヒルを入れて洗脳し
戦闘員を作り出す漫画。

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月に一度、東区の多々良方面へ行く用事があって、その時はいつも「枝」というお店でご飯を食べる。気取っていない、オーソドックスな街の洋食屋さん。お昼だけじゃなく、一日中ランチが食べられる。とても良心的。お昼時はお店の前にある駐車場が満杯になって入れなくなる。ぼくはいつも夕方、お客さんが一人もいない時間帯に行って、日替わりランチを食べる。

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アメリカ

古着屋の古着の匂いが好きなんだ。
若い時は苦手だったんだけどなあ。
人って変わりますね。

あれがいったい
何の匂いなのか知らないけど
ぼくは勝手にそこからアメリカの
アメリカ人の生活の匂いを
嗅ぎ取っている。

着用と洗濯を繰り返すうちに
だんだんあの匂いが薄れていき
自分の服になっていくのは
通常喜ばしい変化のはずなのに
なぜか寂しい気持ちがあるのだ。

一度レングスの長いジーンズの丈を
ちょうどいい具合に詰めたら
そいつからアメリカが消えてしまった!

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日光浴

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大人になると

家族で朝ごはんを食べたあと
妻が淹れてくれたコーヒーを持って
仕事部屋へ行こうとすると
「ここで飲んでね」と子供が言う。

まだ朝ご飯を食べ終えていない
自分のとなりに座らせて
もっと話がしたいと言う。

そんな風に素直に
要求できる子供って
素敵な存在だなあと思う。

大人になるとそんな風に
自分がして欲しいことを
スッと口に出して
言えなくなるんだよ。
なんでやろうね?

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いい匂いのする方へ

来月の3冊です。
ちょっとフライングしました。

■悲しき熱帯2(レヴィ・ストロース)
■ガザに地下鉄が走る日(岡真理)
■いい匂いのする方へ(曽我部恵一)

「悲しき熱帯」はまだ1のほうを
半分も読めていない。
なぜか?難しいから!

必死に文字を追うけど全然入ってこない。
しかしこのまましがみついていれば
どこかへ連れて行ってくれるという
予感だけはビリビリと感じています。

「ガザに地下鉄が走る日」は
パレスチナ問題のことを
知りたいと思い手に取りました。
まさに今読んでいるけど
まだ上手く言葉にできません。
ぼくは本当に何も知らなかった。
この本については、また改めて。

「いい匂いのする方へ」は
サニーデイサービスの曽我部さんが
書き下ろしたエッセイ本。良い!

あえて推敲しないデモテープ状態のまま
出版したという曽我部さんの文章は
とても正直だ。大丈夫?と
心配になるぐらい正直だ。
だからとても信用できる。

信用できる文章というのはあります。
たとえば芸人さんが書いた本は面白いけど
彼らはつい文章で笑わせようとするし
読み手へのサービス精神が時に過剰になって
どこか嘘っぽい空気が漂う。

たったひとつでも
嘘っぽさがあると
全部がダメになる。
それは我々の仕事にも
言えることなんですけどね。

曽我部さんのこの素敵な本は
MARUZENの「芸術」の棚に挿さっていて
いわゆる歌手やタレントの本と
一緒に並べられていた。

分類として正しいんだけど正しくないような。
もしエッセイというコーナーがあるなら
そっちのほうが良いんじゃないかな。
じゃないとファンしか手に取らないですよね。
ぼくは検索機のおかげで見つけられました。

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