小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

早起きの宿命

早起き生活をすると
世間一般のごはんタイムと
お腹が空くタイミングとの間に
ずれが生じます。

これは早起き生活人間の
宿命なのです。

午前中の打ち合わせ中に
ぼくのお腹が「ぐー」と鳴ったら
それは早起き生活の証なのです。

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つくることについて


吉増剛造さんの本「詩とは何か」は
吉増さんが詩とはこういうことですよと
やさしく教えてくれるわけではなく
ぼくたちの日常にふっと現れる
言葉にはできない詩的な何かを
懸命に探っていく本です。

だから詩に限らず
いろんな分野に話は及ぶし
あのジミヘンまでもが
詩的な対象として語られていて
とても面白い。

ネットレビューを覗いてみると
「結局、詩とは何かが書かれていない」
という低評価レビューを見つけて
ズコーっとなりました。

吉増さんはこの本の中で
芸術とは作品よりもむしろ
そこへ辿りつくまでの道程にこそある
というようなことを言っていて
ぼくは「はっ!」となったわけですが
音楽家のジム・オルークも
全く同じようなことを言っていて
作品なんて捨てていいとまで言っています。
言うだけで捨てていないと思いますけど。

先日読んだ松本大洋さんの
東京ヒゴロという漫画にも
作品を完成させて評価されることより
作るためにもがいた道程の中にこそ
喜びがあると書かれてありました。

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アメリカの神

宙に浮いて
目を半分あけて
おとうさん座りを
しているのが神なんよ。

と言ってポーズをとる子供。
そのイメージはどこで仕入れたんだ?

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球場の音だけ

世間では日本シリーズが
盛り上がっているらしい
ということでテレビをつけると
副音声で「球場の音だけ」
という選択ができた。

実況者も解説者もいない
本当に球場の音だけになって
まるで自分が球場にいるかの
ようなリアルさでした。

サッカーでも
ぜひやってほしい!

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再会

先日このブログで、クモのことを書いた。ベランダのドアガラスに大きな巣を張ったクモのことを。姿を消したあと、どこに引っ越したんだろうと気になっていた。

マンションの1階にある管理室に用事があり、ドアを開けて中へ入ろうとすると、クモの巣が頭にぐちゃーっと絡みついて、ぎゃーと慌てて手でむしり取ると、そこにアイツがいた。クモなんてたくさんいるし、個体の見分けなんてつくわけないんだけど、直感で分かった。

お前はこんなところに引っ越していたのかー。ぼくは巣を破壊したことを謝罪して、用事を済ませて家に帰った。しばらくの間、クモの糸が頭に絡みついているような不快感が消えず、巣に引っかかってしまった虫の気持ちが分かった。

翌日、アイツはまた姿を消していた。ぼくが破壊した巣の残骸が、管理室の前で揺れていた。

そしてまさに今朝、資源ごみを捨てに行くと、階段を歩いて移動しているアイツを発見!ウソじゃないよ、本当です。3Fから4F(うち)へと歩いていたから、もしかしてうちに帰ってくるつもりなのか?と思い、玄関のドアをすこーしだけ開けておいた。

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本を買う人の言い訳として

今月の3冊。

■タコの心身問題(ピーター・ゴドフリー・スミス )
■国境を超えるためのブックガイド50(小川忠)
■万延元年のフットボール(大江健三郎)
■夕べの雲(庄野潤三)
■うんこ文学(頭木弘樹・編)
■悲しき熱帯(レヴィ・ストロース)

あれ、MARUZENを彷徨っているうち、気が付くと、6冊もカゴの中に入っていた!

「タコの心身問題」によると、タコには心(意識)があるらしい。昔、夜釣りをしていると、ルアーにタコが引っかかってきたことがある。暗闇で見るそれは、まるで地球外生命体のようだった。不思議な生き物だ。

庄野潤三作品は「プールサイド小景」「ザボンの花」に続き3冊目。ぼくの好きな、何も起きない日常文学。寝る前にちょこっと読んで、ほっこりしてから寝るのだ。

「うんこ文学」は、うんこを漏らしてしまった悲しみを綴った文学作品のオムニバス。先日うっかりこれを持ったまま定食屋へと入ってしまい、しまった!と思って慌てて隠した。読む場所を選ぶ危険な本だ。でも面白い。

ぼくがブックガイドとして信頼している「本は読めないものだから心配するな」の中で、著者の菅啓次郎さんは、本に「冊」という単位はないと言っている。本は物質的に完結しているフリをするけど騙されるな、すべての本はつながっている、というわけ。

あっちを読んだり、こっちを読んだり、本から本へ、その日の気分で、流れるように読んでいく。そのためには、未読の本を積み上げておく必要があるのだ。(本を買う人の言い訳として)

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たかなっとう


我が家は朝からお米を炊いて
ごはんを食べるスタイルです。

最近のごはんのお供第1位は
納豆に高菜を混ぜる
たかなっとう(特許出願中)です。

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すべての「つくる人」へ

東京ヒゴロ3巻が届きました。発売日に届きました。Amazonの物流システムに感謝です!(結局Amazon様には逆らえませんなあ)そして結論から言わせていただくと、東京ヒゴロ3巻は最高でした。一話目から震えました。一巻、二巻、ずっと良かったけど、この三巻で、これまで丁寧に紡いできた物語がスパークして(と言っても表現は地味でリアルですばらしい)たましいがブルブルします。こんな漫画が1705円で読めていいんですか?もはや漫画というより、上質な映画を観終えた気分です。とても映像的です。いや、ぼくは漫画を知らないから、塩澤さんに言わせれば、本物の漫画は映画に比肩しうる、または超えるものなのかもしれません。ね、塩澤さん!

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華もち吟撰きなこ黒みつ

ハーゲンダッツ華もち吟撰きなこ黒みつ1カップを、3等分して皆で食べるという、実にセコい食べ方で楽しんでいました。「うまい」「もはや和菓子やん」「1人1カップ余裕でいける」などと言いながら、3分の1を噛みしめながら味わっていました。

期間限定商品だから、いつ店頭から消えるか分かりません。消えると困るので、サニーでまとめ買いしました。そして冷凍庫に並べて、ほくそ笑みました。

妻が大変な1日を乗り越えたある日、自分へのご褒美として「今日は1カップいく!」と宣言しました。ぼくも子供も便乗しました。あれを1カップ丸ごといけるのかと、みんなテンションが上がり、アイスのカップで乾杯しました。

しかし食べはじめると、何故かいつもほど美味しくなく、あれ?こんな味だったっけ?と、テンションは急降下しました。きっとあれは、3分の1という少量を有難がって食べるからこその喜びだったのだ。緊張感のない在庫たっぷり状態で食べても、天国には行けないのだ。

それ以来、きなこ黒みつは食べていません。もしかしたらただ単純に、飽きただけなのかもしれないけど。

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ほっ

サーバーの移設がすべて完了しました。

4社のウェブサイトを同時期に移設するという、非常にタフな仕事でした。今回のサーバー移設は、4社共にお客さまが望んだものではなく、10年以上前に契約したサーバーが老朽化し、必要に迫られての移設でした。

サーバー云々って、お客さまからしてみれば目に見えないものだし、正直よくわからないと思うんです。新しいサーバーを契約したり、メールの設定を変更したり、お客さまにやってもらうことも結構あって、移設のための費用もかかるし、嬉しいものではないと思います。

それでも、快くご協力してくださった皆さまには、感謝の念に堪えません。とにかく本当、無事に終わって、ほっとしています。

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