玄関を開けるとヤモリがいた。
玄関にヤモリが現れるのは
縁起が良いらしい。
子供が飼いたいと言って
虫かごの中に入れた。
何を食べるんだろう?と思って
「ヤモリ エサ」で検索すると
ぼくの苦手な虫画像が出てきて
飼うのは難しそうだから逃がした。
玄関を開けるとヤモリがいた。
玄関にヤモリが現れるのは
縁起が良いらしい。
子供が飼いたいと言って
虫かごの中に入れた。
何を食べるんだろう?と思って
「ヤモリ エサ」で検索すると
ぼくの苦手な虫画像が出てきて
飼うのは難しそうだから逃がした。
放生会へ行った。子供ははじめてのおばけ屋敷を楽しみにしていたけど、いざ本物を前にすると、あの独特の雰囲気に圧倒されて、入口で泣き出してしまった。すでにお金は払っているし、せっかくだからがんばって行ってみようと言っても、足が進まない。お父さんがおんぶしてやると言ってもダメ。そこへ小学生高学年の2人組がやってきて、入口手前で「うわーこえー」と躊躇していた。じゃあみんなで行こうかと声をかけると、みんなで行きましょう!と言ってくれて、その言葉で泣いていた子供もようやく足を踏み出せた。そして無事に出口までたどり着いた時には、笑顔になっていた。2人組の子たちとハイタッチをして別れた。
朝昼晩すべてお米を食べ、1週間で5キロ消費する我が家は、生協のお米が届かなくなって「ぎゃー」となった。いつもはパンを食べてるくせにこういう時だけお米を買い占める悪い奴らのせいだ!と悪態をついていたけど、スーパーで新米が買えるようになってホッとした。お米をつくってくれる人がいるおかげで、こうしてお米が食べられる、ありがたいことです。日本人なんだから、こういう時だけじゃなくて、普段からもっとお米を食べましょう、と言いたい。
魔の山をちびちび読んでます。魔の山の物語自体がちびちびゆっくり進むので、それをちびちび読んでも一向に話は進展しない。でもすごく面白い。日常でどんなことがあろうと、本を開いた瞬間、その本でしか味わえない完全にオリジナルな世界の中へすっと入っていける小説こそが、名著なのかもしれんなあ、とか思いながら。
子供が夏休みの自由課題で、オリジナルの物語を書きました。タイトルは「レコードぼうけん」。いろんな県に行ってレコードを買い、ご当地グルメを食べ、ホテルで寝る、そういう話です。将来子供が小説家になったら、このレコードぼうけんが彼の処女作ということになる。
なんだかバタバタと日々が過ぎていき、子供の夏休みはあっという間に終わりました。エルマーのぼうけん展、帰省、ラウンドワン、友だちの祖父母の家に泊まって田舎の遊びを満喫するなど、子供は小学校はじめての夏休みを満喫していました。今日から2学期がはじまり、やけに重たいランドセルを担いで元気に家を出ていきました。ぼく自身は特に夏っぽいことはしていないけど、お盆に妻の実家へ行き、みんなでのんびり過ごし、津屋崎の海で日の出を見て、念願だった家族マージャンをして、それが夏の思い出です。
誉めるばかりではなく、惜しいと感じる点についてもちゃんと言及するのが本当のレビューだと思うので、「リンダリンダリンダ」の惜しい点について言わせて頂くと、音楽を担当したジェームズ・イハさん(あのスマッシング・パンプキンズのギターの人!)のセンスはキラリと光りながら、ちょっとBGMを入れすぎた感は否めない。
恵がひとり部室に座っているシーン、夜中に学校へ忍び込むシーンは、BGM無しのほうがよかったと思う。夕方の土手をみんなで歩いていく印象的なシーンも、環境音だけの画を信じて欲しかった。ジェームズ・イハさんの音楽は、とても素敵でハマってるんですけどね。
この映画は、嫌な気持ちになる場面がひとつも無いっていうのがミソで、大抵の映画は不幸を見せつけて、それを乗り越えるカタルシス!みたいな感じじゃないですか。それも悪くないけど、わざわざ娯楽のために嫌な気持ちになりたくないじゃないですか。リンダリンダリンダは、不幸なんていちいち見せず、語らず、ただほんのり幸せでありふれた日常を、ちょっと離れた場所から見せてくれるから、繰り返しの鑑賞にも耐えうる、最高の青春映画になっているのです。
20年前の映画ですが、傑作です。文化祭直前にボーカルが抜けてしまった女子高生バンドが、韓国人留学生のソンさんを急遽ボーカルにして、みんなでブルーハーツを練習する、ただそれだけの話だけど、過剰な演出やウソっぽさの無い、淡々と描く日常、ちゃんと練習したかと思えば、意味もなくグダグダする、要所要所にプロの役者じゃない人がいて、それがなんとも心地よく、一生懸命覚えた日本語で、ソンさんがまっすぐ歌うブルーハーツが胸に響き、何度でも観たくなる、ベスト・オブ・青春映画です。