小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

コルトレーンの音

coltrane


ジョン・コルトレーンのテナーの音が好きだ。ちょっとねっとりした深みのある音。コルトレーンの演奏はどれを聴いても、絶対にダサくはならない。たくさんジャズを聴いていると、メロディーラインが古臭かったり、ダサく感じてしまうものもあるけど、コルトレーンの場合はそれが無い。マイルス・デイビスにも、同じことが言えます。

ジャズ通のタモリさんや村上春樹さんがコルトレーン嫌いを明言していて、最初の頃はぼくもその意見にすこし引っ張られ気味だったけど、しばらくして「やっぱりコルトレーンは凄いじゃないか」と、素直に聴けるようになった。どうやら彼らも、コルトレーンを神様扱いする風潮に反発していただけみたいですね。あまのじゃくな二人だから。

先日ふらっと立ち寄ったお店で「Blue Train」が流れていて、思わず立ち止まって聴いてしまいました。

カテゴリー: ジャズとレコードのこと コメントをどうぞ

イラストのお仕事

イラストの仕事が
ちょっとづつ増えてきました。

教科書は落書きだらけだった小学生時代
「マンガ家になりたいな」と
ぼんやり思っていたけど
いつのまにかそんな夢は忘れ
気が付いたらWEBデザイナーになってはや16年。

そして今、時々でも
絵の仕事ができるようになって
小学生のぼくがそれを知ったら喜ぶだろう。

しかしあれですね、
もうそろそろ年賀状のことを
考えないといけないですね。

カテゴリー: 仕事のこと コメントをどうぞ

とてもいい一日

ロゴデザインとWEBサイトのデザインが出来たのでお見せしたいのですが、と連絡をしたところ「もしよかったら、今日はいかがでしょう?」とのお返事。急遽、佐賀へしゅっぱつ。

いまから佐賀に行ってくる、と妻に告げると、わたしたちも行くと言うので、原田家オールスターで行きました。打ち合わせの間、妻と子供は近くのイオンモールへ。

デザインはとても気に入ってもらえて、ぼくもハッピーな気持ちになりました。お客さまに喜んでもらえた時、それまでの苦労はぜんぶ吹き飛びます。夕方、イオンで合流後、みんなでご飯をたべて、普段はやらないスクラッチくじを買うと、200円当たりました。その200円でガチャガチャをしたら、狙っていたアンパンマンの人形が出ました。

帰りの車で子供はぐっすり。帰宅後、サッポロビールと知床で買った鹿ジャーキーで祝杯をあげ、とてもいい一日になりました。

カテゴリー: 仕事のこと, 日常のこと コメントをどうぞ

カロリーメイト

カロリーメイト

ぼくは小腹対策用として
常にカロリーメイトのチーズ味を常備しています。
そして昼ごはんと晩ごはんの間に食べています。
妻に「飽きんと?」と聞かれますが
飽きません。現場からは以上です。

カテゴリー: 日常のこと コメントをどうぞ

北海道ひとり旅 vol.3 旅のまとめ

旅ノート日記

今回の旅では食をあまり追求しなかったけど、それでもいくつか、北海道ならではの美味しいものを食べることができました。釧路の炉端焼きでたべたサンマ、ホタテ、ジンギスカン、そして知床で食べたウニ・いくら丼。ウトロの道の駅食堂へ行くと、ちょうど採れたてのウニが入荷しており絶品でした。

現地で出会う「人」も、旅の魅力。フレペの滝からの帰り道、間違ったほうへ歩く方向音痴のぼくに「帰りはこっちですよ」と声をかけてくれた方。あの時はありがとうございました。あの人がいなかったら危なかったよ。

最後に中標津空港近くにある、カラオケと喫茶が合体したシブいお店で食事をしましたが、そこのおばちゃんが良い味を出していて、ブタ丼を食べるぼくの目の前でタバコぷかーっとやりながら「あら福岡?韓国が近いからいいわね、あなた半袖で寒くない?」そう、ぼくは車中や屋内で、ほぼ半袖でした。11月の最果ての地は暖かかったのです。

オフシーズンの平日で、人はとても少なかったです。もしかしたら地震の影響がまだあったのかもしれない。知床五湖でも数人にしか会わなかったし、摩周湖なんてぼく一人でした。今回はひとり旅だったから、すばらしい景色を見るたびに「妻にも見せたいな」と思いました。一人旅に行かせてくれた妻に感謝です。知床は必ずまた行きたいから、次は家族で、夏に、行こうかな。

おわり

カテゴリー: 日常のこと コメントをどうぞ

北海道ひとり旅 vol.2

イラスト(エゾシカ)

いきなり知床へは行かず、あえて札幌へ行き、そこから車で北海道を横断。北海道のスケールを感じたかったのです。車で走っている間、すばらしい景色にたくさん出会いました。

初日に見た釧路湿原の夕日。北海道は太陽が大きい。同じ太陽なのに、不思議だな。2日目の早朝、釧路から知床を目指し、うす暗い山道を走っていると、前方に黒くて大きな物体が。あれは・・・シカだ!

道路の真ん中に、オスのエゾシカがでんと立ってこっちを見ていました。まるでシシ神さまだな。しばらく見つめあった後、シカは道路わきへ跳び去っていきました。ドキドキした。カメラを構える余裕なんてなかった。でもいいんです、まぶたに焼き付けたから。

断崖絶壁に囲まれた摩周湖の絶景を堪能したあとは、いよいよ憧れの地、知床へ。知床五湖は前回書いたので省きます。オシンコシンの滝、フレペの滝、天に続く道、どれも良かったけど、有名スポットがどうこうというよりも、知床全体が良いのです。澄んだ空気、きれいな空の色、オホーツク海。

野生のキツネに4回会いました。写真を撮っていたら、トコトコとこちらへ近づいてきました。開陽台からの景色は、これぞ北海道といった雄大さでした。最後の夜、知床の星空を見るために、人工の灯りがまったく無い峠のふもとへ行きました。真っ暗で怖かったけど、そこで見上げた星空は、まるで本物のプラネタリウムだった。大げさに言うと、宇宙が見えました。


02

カテゴリー: 日常のこと コメントをどうぞ

北海道ひとり旅 vol.1 知床五湖

北海道「知床」へのひとり旅から帰ってきました。知床は本当にすばらしい所でした。時系列は無視して、数回にわけてつらつらと書いていきます。

まず、旅の一番の目的だった知床五湖。知床五湖には野生のヒグマがウロウロしていて、遊歩道に入る前にレクチャーを受けます。最近よくヒグマが目撃されていて、2日前にも出たのだそう。ヒグマがグオオっと吠える恐怖映像を見せられて、ピリリと緊張が走ります。

平日の朝だからか、ぼく以外に人がいません。ヒグマの棲む原生林の中を、ガイドさん無しで、たったひとりで進んでいく。ヒグマは怖いけど、もし遭遇したら、それも貴重な体験だ。

知床五胡(入り口)

写真じゃ伝わらないなあ。シーンとしていて、いまにもヒグマがのそっと出てきそうな雰囲気です。妻にこの写真を見せたら「このみ山と一緒やん」と言われました。いやいやいや、違う違う、こちとらヒグマの棲家やぞ。秘境やぞ。しかし残念ながら、写真じゃ伝わらないのです。

見通しの悪いところでは、パンパンッと手を叩きながら進む。そうすると、ヒグマはあえて近づいてこないそうです。一番ダメなのは、お互い気づかぬまま、バッタリ遭ってしまうこと。ビックリするのは、人もヒグマも同じなのだ。結局、ヒグマには遭いませんでした。正直、遭ってもいいなと思っていたけど、ヒグマにとってもぼくにとっても、お互い遭わないほうが良いですよね。当たり前のことだけど。

澄んだ空気、雄大な景色、神秘的な湖、手つかずの原生林、野生のヒグマがそこらへんにいるという緊張感。知床五湖のためだけでも、知床へ来る価値はあると、ぼくは思います。もし行くならば、一番長い距離を歩く地上遊歩道コースをおすすめします。


知床五胡(一番大きい湖)

カテゴリー: 日常のこと コメントをどうぞ

11月1日(木)~3日(土)はお休みを頂きます。

誠に勝手ながら、11月1日(木)~3日(土)の間はお休みを頂きます。その期間に頂いたメールへのご返信は、11月5日以降になりますのでご了承ください。ご迷惑をおかけいたしますが、宜しくお願い申し上げます。

カテゴリー: 仕事のこと コメントをどうぞ

15年ぶりの海辺のカフカ感想文

海辺のカフカを読み終えました。
15年ぶりに読んだらとても面白くて
ぼくは自分の記憶の不確かさを思い知りました。
ずっとイマイチだと思い込んだまま
15年間も生きてしまった。
村上作品風に言うと、やれやれです。

なんといってもホシノ青年だ。
ぼくのぼんやりとした記憶の中でも
ホシノ青年のことだけは
わりと覚えていましたが
その記憶を飛び越えて魅力的だった。
後半、ぼくにとっての海辺のカフカは
ホシノ青年の物語になっていた。

好きなシーンはたくさんあるけど
これまで好き勝手に生きてきて
音楽や映画なんてロクに
見てこなかったホシノ青年が
ふらっと入った喫茶店でベートーベンを聴き
店主と音楽について語り合うシーンがとても良い。
そしてフランソワ・トリュフォーの映画
ぼくも今度見てみたいと思いました。

先日ラジオで村上さんは
「物語がこの先どうなっていくのか
自分もわからずに書いている」と言っていたけど
たぶんホシノ青年を登場させた時
村上さんも彼がここまでの重要キャラになるとは
想定していなかったんじゃないかな。
村上さんも書いてるうちに
ホシノ青年のことがどんどん
好きになっていったのでしょう。

これでぼくの中の村上作品ランキングを
大幅に見直さないといけなくなったな。

カテゴリー: 本のこと 4件のコメント

クレープ問題

クレープ店の前を通ると必ずいい匂いがして
クレープ美味しそうだな、食べたいな
と思います。しかし買えません。

並んでるのはいつも若い女性ばかりで
あの列に42歳の男がひとりで加わるのは
屈強な男達で埋め尽くされた
南米のサッカースタジアムに
女性ひとりで乗り込むくらいの勇気がいる。
そしてぼくはそんな勇気を持ち合わせていません。

仮に勇気を出して買ったとしても
ひとりクレープを頬張る自分を客観的に見た場合
なかなかキビシイものがあるんじゃないか
と思ってしまいます。

妻と一緒だったら買えるんですけど
食べたいなって思う時はなぜか一人。
それでずいぶん長いことクレープを食べていません。
ぼくが自意識過剰なだけなのか?

カテゴリー: 日常のこと コメントをどうぞ

福神調剤薬局さまWEBサイトリニューアル

fukujin

https://www.fukujin-p.co.jp

福神調剤薬局さまのWEBサイトをリニューアルさせていただきました。

力強いメッセージとタイポグラフィを軸としたデザインに、縦組文字のグローバルメニュー、スタッフ写真を使用したフッターメニューなど、遊び心もブレンドされています。

一見とてもシンプルなデザインに見えるかもしれませんが、たどり着くまでにはとても苦労しました。削ぎ落として、削ぎ落として、シンプルを追求すればするほど、ごまかしが効かずに難しい。

ちなみに前回のデザインも個性的で、イケサイなどの各デザイン集にも掲載されたりして好評でした。

薬学生の皆さんや福神調剤薬局に興味のある方に、「いま」のフクジンスタイルとマインドが、そして魅力が、しっかりと伝わればいいなと思います。渡邊さん、大宅さん、梅野さん、どうもありがとうございました!

カテゴリー: ホームページ制作 コメントをどうぞ

文字、言葉、デザイン。

文字講座


デザインにおいて文字は重要で、
場合によってはほとんど
文字次第みたいな時もある。

「文字講座」を読了しました。
服部一成さんの内容がすばらしくて
ますます服部さんが好きになりました。

ウェブサイトをつくる時
ダミーテキストを入れて
とりあえずデザインすることがある。
クライアントからの原稿がなかったり
自分のライティングがまだ出来てなかったり
その状態でデザインしても大体上手くはいかない。
当然ですね。本質が抜けてるから。

ことばからデザインする。
文字からデザインする。

それと同じような意味のことを
音楽家であるフィッシュマンズの
故・佐藤伸治さんが語っています。

「俺はいつも歌詞から先に書くんですけど
詞を書いたとき、詞の周りには
いろんな景色があるわけじゃないですか。
書いてないけど。それが
音楽になるんじゃないですかね」

ぼくは、そうか!と思わず膝を打ちました。
とても良いことを聞いたなと。

カテゴリー: デザイン&アートのこと コメントをどうぞ

下町ロケットで胸が熱くなる

下町ロケットの第2話、面白かったなあ。
ギアゴーストを立ち上げた背景
そして佃社長の熱弁、泣きました。
あれを見て胸が熱くならない技術者は
この世にいないんじゃないでしょうか。

モノづくりに情熱を注ぐ人への敬意
損得抜きに人が力をあわせる素晴らしさ
いろんな大切なことが描かれていて
いやはやすばらしいドラマだ。
次回が待ち遠しい。

カテゴリー: 日常のこと コメントをどうぞ

整体サロンnaturaさまのWEBサイトをリニューアル

sp

https://www.natura-seitai.com

自律神経専門の整体サロンnaturaさまのWEBサイトをリニューアルさせていただきました。昨年の5月にフルリニューアルをしましたが、今回はデザインはそのままに、大幅にコンテンツを追加して、スマートフォン対応も実施しました。

平山さんご夫婦は「WEBサイトは育てるもの」という考えを持たれていて、お客様に伝えたいことやご自身の考えなどを、日々パソコンにストックされています。

より多くの方に整体の可能性を知ってほしいという、平山さんの想いが詰まったたくさんのコンテンツをカタチにしました。スマホでも見やすくなりましたので、ぜひご覧ください。イラストも描いてます。

カテゴリー: ホームページ制作 コメントをどうぞ

村上RADIO第2弾

kouen


日曜日は気持ちのいい天気で
近くの公園で遊びました。

夜は村上RADIOを聴きました。
選曲は前回のほうが好きでした。
ぼくの質問が読まれる自信はあったけど
読まれませんでした。

今までラジオに投稿したことなんて
一度も無かったから知らなかった。
投稿するとあんなにも
ドキドキするんだなあ。

カテゴリー: 日常のこと コメントをどうぞ

バスキア写真展

bas


バスキアの写真を撮った人による「自作ダンボールケース」が展示されていた。インタビューしたカセットテープを収納するための、手作りダンボールケース。ちゃんと引き出し式になっていて、3段あって、マジックでなんか書いてあって。それがすごく良かった。バスキアとあまり関係ないけど。

カテゴリー: デザイン&アートのこと 2件のコメント

美しい日本のくせ字

mojiwomanabu
tegaki02
tegaki01
tegaki03


良い本にめぐり合えるとうれしい。

もともと手書きの文字が好きで、
電話しながらさっとメモ紙に書いた文字や
自分で録音したカセットテープに
書き込んだ曲名の文字、良いですよね。

「美しい日本のくせ字」は
そういう字を集めた本です。

「文字講座」のほうは
これから読みます。
装丁が美しい。

カテゴリー: デザイン&アートのこと, 本のこと コメントをどうぞ

モノづくりへの情熱を取り戻す

昨年は陸王にハマり、ことあるごとに陸王陸王言ってたぼくですけどね。いま、下町ロケットの再放送を録画して妻と見ています。話の展開、ほぼ同じやね。でも面白くて、楽しんでいます。先日ようやく、ロケット編を見終りました。

日々の仕事に追われてモノづくりへの情熱を忘れかけたとき、自分のスイッチを押してくれるものが必要で、下町ロケットがポチっと押してくれました。「一部上場企業?それがどーした!」と、一度でいいから叫んでみたい。

シーズン2が昨日からはじまったので、見逃し配信で毎週見ます。シーズン1もまだ半分残っているというのに。ああ、忙しい。

カテゴリー: 日常のこと コメントをどうぞ

ボウリングがやりたい

ひさしぶりにボウリングがやりたい。両手で回転をかける投げ方を教わった芸能人が、ストライクを連発していて実に楽しそうだった。

中学生時代、やたらボウリングをやっていた時期がありました。リーバイスの501だけが正義で、怖い先輩がいないかドキドキしながら遊んだそのボウリング場は、もうつぶれてしまったけど。

大人になるとボウリングをやる機会って無いですよね。というか、ぼくがひとりフリーランスで友達も少ないから機会が無いだけで、実はみんな結構やっているのか?

カテゴリー: 日常のこと 2件のコメント

北海道の知床を目指す旅

11月初頭のひとり旅、行き先は北海道の知床です。北海道行きを決めたあとに地震があって、こんな時に行っていいのかな?とも思ったけど、きっと行かないより行ったほうがいいだろうという結論になりました。

いきなり知床へは行かず、まず飛行機で札幌へ行き、そこから乗り捨てレンタカーで知床を目指します。途中、釧路で1泊予定です。うまい具合に、釧路湿原で夕日が見れるといいんだけど。

いつも家族といっしょにいる自分が北国でひとりきりになったら、たった3日間とはいえ、なかなか孤独だろうと思います。もちろん家族で行ったほうが楽しいに決まってるけど、しっかりと孤独を感じることも、今回のテーマのひとつなのだ。

BRUTUSの旅特集で、幡野さんが知床を旅していた。幡野さんは余命宣告を受けている、35歳のカメラマンだ。目的のヒグマには会えなかったけど、野生のシカやキツネには会えたようです。ぼくも会えるだろうか。


brutus

カテゴリー: 日常のこと 2件のコメント
Top...10...303132...40...Last
  • 月別に記事を見る

  • カテゴリー

PAGE
TOP