小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

生き方、働き方

kishidanchou


文庫本が出たこのタイミングでわざわざ単行本を買うぼくの奇行を、レジの人はどう思ったんだろう。ぼくは村上さんが小説で描く「働き方」や「仕事に対する考え方」を読むのが好きで、フリーランスとして生きるうえで、ずいぶん勇気づけられています。

「手を抜いてもバレないような小さな仕事でも、決して手を抜かず、入念に準備をして、丁寧な仕事をしていれば、必ず誰かが見てくれている」とかね。「うまくいかなかったら、その時にまた考えよう」というセリフもよく出てきて、不安になった時はよくこの言葉を思い出します。

ちなみに、インターネット上でぶいぶい言わせているIT系の人が、行動力とスピードをやたら推奨し、とりあえずやってみてダメだったらまた別のことやればいい、と言っていますけど、その考え方は嫌いです。それと村上さんのは違うから。

村上さんの言う「うまくいかなかったら」というのは、準備と覚悟がちゃんとあって、最大限努力をし、それでもうまくいかなかったらという意味です。思いつきで行動して周りを巻き込んでうまくいかなかったらはい次ーのIT系ぶいぶいマンとは本質が違うのだ。

そして、ぼくがそんなIT系ぶいぶいマンを好きになれないのは、彼らのスピード偏重型無責任行動によって、被害を受けた人や傷ついた人がいることに、彼らが全く気付いていないからです。

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ドラムソロっている?

映画「セッション」を観た。あのラストは絶賛されてるけど、ぼくはいまいちだったな。そもそもドラムソロがあまり好きじゃない、というのが理由として大きいかもしれない。普段レコードを聴いていても、正直ドラムソロを良いと思ったことないから。いるかなあ、ドラムソロ。(ドラマーの人、すみません)

一緒に観た妻も、ほぼ同じ意見でした。途中まではすごく面白かったのにね、と。しかし主人公が一流を目指してどんどん狂気を身にまとっていく様は、なかなか見ごたえがありました。いろんなものを犠牲にしたり、傷つけたりしながら。

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性格が味に出る

pan


たぶん、ご夫婦と思われる二人が静かにパンを焼いているお店を発見して、そのパンがとても美味しかったという喜びのブログです。

レジに山盛りのパンを持っていくと、奥の工房からお二人がやってきて、静かにパンを袋につめてくれました。

その雰囲気から、ああ、この二人は真面目で良い人だと、そしてこの二人が焼いているパンなら、美味しいに違いないと確信しました。

そして実際、美味しかったよ、というブログです。

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スマートフォン対応のご依頼が増えている

株式会社東亜コンサルタントさまのホームページの「スマートフォン対応」をおこないました。最近、スマホ対応のご依頼が増えています。アクセス解析を見ると、スマホでの閲覧の割合が以前よりも増えているのを感じます。

開設当初はそこまで必要性を感じていなかったけど、やっぱりスマホ対応したほうがいいのかな・・・とお悩みの方は、お気軽にご相談ください。なお、他社で制作したホームページのスマホ対応は、お請けすることができませんのでご了承ください。

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単行本か文庫本か

識者120人が選んだ「平成の30冊」の1位が、村上春樹さんの1Q84?ねじまき鳥よりも、カフカよりも、1Q84なんですね。

村上さんといえば、騎士団長殺しが文庫化されました。ぼくは気軽に持ち運べる文庫本が好きなので、騎士団長殺しも文庫化を待ってたんですが、いやちょっと待てよ、好きな作家の本くらい、単行本で買うべきなんじゃないか?と、ここにきて気持ちの変化が生じています。

これはレコードのせいだな、たぶん。なんとなく文庫本をCDに、単行本をレコードに置き換えてしまっているようです。さて、どうしようか。

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FLASHが苦手だったぼく

ぼくがWEB制作の技術を学びはじめたのは確か2000年ぐらいで、当時はFLASH全盛期でした。かっこいい動きこそが正義で、FLASHを使いこなせないとWEBデザイナーにはなれない時代でした。

中村勇吾さんがまだビジネス・アーキテクツにいて、個人サイトでこれまで見たこともない、凄まじいFLASHコンテンツを次々に発表していた時代です。

もちろんぼくも、FLASHを必死に勉強しました。中村勇吾さんみたいになりたくて。でもアクションスクリプトで挫折し、ぼくには向いていないことを悟りました。それからは動的なサイトをつくることを諦め、シンプルでわかりやすい、堅実なサイトづくりにシフトしました。

やがてFLASHは衰退していったけど、あのままの流れが続いていたら、ぼくはこの業界で生き残れなかったと思います。先のことなんて、誰にもわからないのです。ちなみに中村勇吾さんは、いまも業界最先端でバリバリ活躍中です。

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最近の映画鑑賞記録

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最近観た映画(再観賞含む)

気狂いピエロ ★★★★★
ウイークエンド ★★★★★
過去のない男 ★★★☆☆
キッズリターン ★★★★☆
太陽を盗んだ男 ★★★☆☆
バッファロー66 ★★★★★
エル・トポ ★☆☆☆☆
スリ ★★★☆☆
CURE ★★☆☆☆

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写真のチカラ

ホームページをつくる時、どうしても素材写真に頼らざるをえない場合があるけれど、ぼくは可能な限り素材系を使わずにつくりたい。自分で撮るか、カメラマンに撮ってもらうか、もしくはクライアント自身に撮ってもらうか、いずれかの方法で、ちゃんとリアルな「本当の写真」を使いたい。

素材を使うと、あ、この写真は素材だなと、一瞬でわかります。逆に。本当の写真を使うと、ページにパワーが宿り、説得力がぐっと増す。写真が重要になるプロジェクトの時は、迷わず信頼するカメラマンに撮ってもらいます。でもいつか、自分でも、思い描いた写真を撮れるようになりたい。難しいことだけど。

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手描きのはなし

手描きデザインを目にするとつい手に取ってしまいます。手描き文字デザイン、増えているような気がしませんか?気のせいかな。

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これはちょっと前に発売されたポパイですけど、紙面のいろんなところに手描きヘタ文字が出てきます。ポパイの紙面はいつもデザインが凝っていて、イラストもたくさんで見ていて楽しいです。

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金のめし丸くん

子供が美味しそうにおにぎりを食べている写真をハガキに貼りつけて、金のめし丸くんキャンペーンに応募しました。狙うは1等の、お米1年分です。すると先日、ヤマト運輸さんから1通のメールが届きました。JAグループからお届けモノが来るというお知らせです。1等が当たったのか?

うちはお米をたくさん食べるからありがたい。やっぱり子供のおにぎり写真が効いたんですね。応募してみるもんだ、と盛り上がっていたら、届いたのは3等のレトルトカレーでした。それでも十分、有り難いですけどね。

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