砧書体制作所さん(旧カタオカデザインワークス)から、新しいフォントをリリースしたよ、とお知らせがきました。その名も「きりこ」。コンセプトは文字と図形のあいだ。いいなあ。漢字無しの「かなオンリー」ですけど。そそりますね。
月末ですね。月末の午前中は請求書の発行・振込み・入金確認といった事務作業をこなします。そしてご入金をいただいていることを確認して「有り難いなあ」といつも思います。
仕事の報酬を頂いて、それを当然のように有り難く感じなくなったら、個人事業主としておしまいです。幸いなことにお金のトラブルは全く無いので、お客様に恵まれていると感じます。月末作業は感謝の気持ちを忘れないためにも大切な作業なのです。
福津の陶芸作家・藤吉憲典さん(花祭窯)の英語版ホームページを制作させていただきました。
藤吉さんは伝統的な 肥前陶磁の技術で蕎麦猪口などの器や独創的なアート作品をつくっています。日本の伝統技術を用いて新しいものを作り出すって、カッコいいですよね。動物シリーズや龍の子供など、作品はどれも魅力的です。
写真の多くは、abcピクチャーズ赤司さんによる撮影です。作品と写真にチカラがあり、そういう場合のデザインは「余計なことをしない」のが鉄則です。ぼくはとにかく、作品写真をジャマしないようにデザインしました。
今回、奥様の有里さんにご協力をいただきながら作り上げました。はじめにメールで連絡をいただき、藤吉さんの作品を見た瞬間「絶対にホームページをつくりたい」と思いました。実現して、うれしいです。藤吉さん、ありがとうございました!
妻がカープファンなので、現在日本シリーズで盛り上がっています。ちなみに昔からのカープファンなので「最近流行りのカープ女子とは違う」と、いつも主張しています。昨日は応援のためのプラカードに、カープ坊やをせっせと手描きしていました。今日は黒田投手のラストピッチングかもしれませんね。勝つかな。
ピースの綾部さんがニューヨークに行くというニュースを見た時、素直にかっこいいと思いました。そこそこの年齢で地位もあるのに、それを捨てて海外に行くなんて凄いことです。石橋を叩くだけ叩いて渡らないタイプのぼくには絶対真似できない。
http://www.bengoshi-honryu.com
弁護士法人奔流さまのホームページをリニューアルさせていただきました。
奔流さまは福岡県内4ヶ所に法律事務所を構え、身近な法律相談所としてリーガルサービスを提供しています。特に医療事故や建築問題などの専門的な事件に強く、様々な社会活動にも積極的に取り組んでいます。
今回、取り扱う事件内容をわかりやすく伝えること、そして弁護士の先生方の顔が見えるホームページを目指しました。デザインは弁護士事務所としての「清廉潔白」なイメージが伝わるようにデザインしています。
写真撮影は黒川舎の黒川さん。いつもありがとうございます。今回もイメージ通りの写真を撮影していただきました。
小出さん、新原さんをはじめ、ご協力を頂いた皆さまありがとうございました!
一番はじめに聴くレコードは、ケニードーハムの「静かなるケニー」に決めていました。ドーハムのやさしいトランペットの音が、レコードで聴くのにぴったりだろうと思ったからです。
(ちなみに写真に写ってるレコードはジョンコルトレーンの「ジャイアント・ステップス」です。3曲目のカウントダウンの最後のほうでいよいよポールチェンバースのベースが入ってきた時「うひゃー」となります。)
ジャケットからレコードを取り出してターンテーブルに乗せ、クリーナーでほこりを拭い、針を落とす、この面倒くさい工程がいい。
中古レコードには結構個体差があり、良い音だと感動するレコード盤もあれば、あれ?なんかドラムに毛布かぶせてない?と感じるようなモコモコ盤もあります。買ったレコードがそれだとがっかりするけど、そういうところも含めて、モノとしての魅力に溢れています。
サッカーのイラク戦。ロスタイムの山口選手の劇的なシュートが決まった瞬間、思わず雄たけびをあげ、部屋の中を走り回りました。それだけ重要で、すごいゴールだったのだ。あれがなかったらワールドカップ出場がぐっと遠のき、今ごろ日本全国のサッカーファンは死んだ魚の目をして仕事どころじゃなかったのだ。日本経済をも救った、劇的ゴールだったのだ。
ワールドカップ予選にはこういうシビれる場面があるから最高です。正直、試合終盤に「ああ、引き分けか、日本終わったな」と諦め、ブログに書く批判の文章を考えはじめた矢先のゴールでした。ありがとう山口選手。
試合自体ははっきりいってショボい試合で、日本チームの弱体化を見せつけられてしまったけど、そんな中ひとり躍動していた原口選手に、ぼくは最大級の賛辞を送りたい。彼のような技術とスピードと、そして闘争心を持った選手が、レギュラーの座をつかんだことがとてもうれしい。豪州戦もたのんだぞ。
コンセプトやサイト構成が決まって、デザインが決まって、それぞれのページ内容も決まって、いよいよコーディングする時が最高です。これについてはもう何度も書いていますが、何度ホームページを作っても、ガシガシとコーディングで組み上げていく作業が好きなのです。
完成に近づいていくあの感じ。すべて画像だったデザインデータを適切にHTML化していって、ピクセル単位の調整によって画面がビシッと引き締まっていく過程がたまりません。
今のWEB業界は分業が当たり前で、デザインもコーディングもどっちもやる人は最近少なくなってるみたいですね。
でもぼくはずっとどっちもやりたい。自分がデザインしたデータをコーディングしていくという最高の楽しみを、だれかに譲るなんてもったいなくてできません。
ジャズの深ーい沼にズブズブっとハマって、どうせならCDよりもやっぱりアナログレコードで聴きたいと思い「そうだ、レコード屋へ行こう」と決めました。ネットで買うほうが便利だけど、最初はレコード屋で買いたいのです。
レコード屋めぐりのトップバッターは、ボーダーラインレコード。狭い階段を上がって店内に入ると、レコードが棚にどっさり並んでいて、その光景だけで興奮します。
レコード好きの人たちは決まって「ジャケットがデカくてカッコいい」と言います。大きさとカッコよさは関係なかろうもんと思っていましたが、ごめんなさい、デカいとカッコいいんです。見慣れたビートルズのジャケットも、LPサイズで眺めると惚れ惚れします。
いちいちジャケットに見惚れながら、慣れない手つきでレコードを物色していると、その道のプロっぽい人が対面でコンッコンッコンッと異様な速さでレコードをチェックしています。まるで「レコードはこうやって探すんやぞ」と、ぼくに見せつけているような雰囲気がありましたが、あんな雑に商品を扱うのはいかがなもんかね。ぼくは素人丸出しでもいいんで、レコードを丁寧に扱いたいですけどね。
そのあとはチクロマーケットに行き、最後はキャットフィッシュレコードへ。結局3つのお店をまわり、数枚の古いジャズレコードを買いました(まだレコードプレイヤーを持っていないくせに)。今はジャケットを眺めたり、ライナーノーツを読んだり、前の持ち主は大切にこのレコードを扱っていたんだろうなあ、と想像したりして楽しんでいます。