なつかしい8秒ルール。その昔、アクセスしてからそのページが表示されるまで、ユーザーが我慢できる待ち時間が8秒間と言われたことから命名されたルール名称です。回線が速くなったいま、とても8秒なんて待てませんよね。もはや3秒が限界じゃないでしょうか。
表示速度ももちろんですが、ユーザーがトップページを見て「自分に必要なホームページかどうか」を見極める時間もだいたい3秒ぐらいだと思うので、トップページの作り方に対しても、このルールは適用できますね。
ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略です。もはや説明不要なほど、一般的に使われる言葉になりました。
使うも使わないもその人の自由だと思いますが、ぼくがちょっと心配なのは子供たちの問題です。特に心が繊細な子供たち。実生活だけでもいろいろとあるのに(子供だって大変なんだ)SNSの世界でも友達とつながらないといけないのは、すごく大変だろうなと思います。
Googleなどの検索エンジンで検索をした際、そのキーワードに関連する広告を表示させる仕組みのこと。Googleではアドワーズと呼びます。
不特定多数のユーザーに対しての広告だったこれまでのバナー広告とは違い、関連性の高いユーザーに対してのみ広告を表示することができるため、費用対効果に優れています。
ユーザーからすると、興味あるものが表示されて便利だと感じる反面、なぜここまで自分のデータが把握されているのか?と、すこし怖く感じることもありますね。
検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)のことです。ホームページが検索エンジンで上位表示されるためにおこなう様々な対策のことを指します。
いろいろな手法やテクニックが紹介されていますが、良質なコンテンツを揃えて、きちんと情報更新していくことが、検索エンジン対策として最も大切なことだとぼくは考えています。
いろんな本やサイトで紹介されている手法やテクニックは、あくまで推測の域を脱せず、検索エンジン側のプログラムも日々進化しているため、終わりなきイタチゴッコになりかねません。検索エンジンで上位表示されることを目的とせず、「顧客の獲得」や「企業のイメージ向上」など、本当の目的を見失わないことが大切です。
ホームページに訪れるユーザーの数や動向を記録して解析すること。どのページが多く見られていて、逆にどのページが見られていないのか、訪問ユーザーがどこから来ているのか、どういうキーワードで検索して来ているのかなど、あらゆる訪問ユーザーの動向を把握することで、自身のホームページの改善点を見出すことができます。
Googleが提供している高性能なアクセスログ解析「Google Analytics」を利用するのが一般的となっています。
自身のホームページに広告バナーを表示させ、ユーザーのクリック数や、そこから先の制約に応じて、広告主から対価が支払われるシステムのことです。
ブログでアクセスを増やし、アフィリエイトでお小遣いを稼ぐというスタイルを目指すブログ運営者は多くいます。実際にそれだけで食べていける人もいるみたいですよ。まあ、ごく一部でしょうけど。ちょっとうらやましい・・・。
アフィリエイトの代表格はAmazonです。多くのホームページ運営者が利用していて、在庫を持たない手数料ネットビジネスを実現させる機能を提供しています。
ホームページに訪問してきたユーザーがページの移動をせずに、そのままホームページから離脱してしまった割合のことです。
この数値が高いと「ホームページに魅力がない」または、「訪問ユーザーの期待と異なる内容である」ということが考えられます。要は、ホームページに訪れた瞬間「あ、なんか違うな」と思われているんですね。
平均値は定かではありませんが、直帰率が60%を超えるようだと危険かも。まずはトップページや流入ページのつくりを見直しましょう。
さて、偉そうに言ってるぼくのサイトはどうなのか?秘密です。
これまでに表示したホームページの情報を、ブラウザが記憶しておくことをキャッシュと言います。同じホームページに再び訪れたとき、またゼロから画像やテキストを読み込むと時間がかかるため、ブラウザが記憶していた情報「キャッシュ」を表示させることでスピーディーに表示されます。
非常に便利な反面、ホームページの情報を更新したにも関わらず、更新以前の情報がユーザーに表示されてしまうこともあります。
ホームページ制作者は、このキャッシュのせいで、更新作業をしたのにクライアントから「変わってないよ!」と言われた経験が一度や二度はあるはず。ぼくもこのキャッシュには、毎度悩まされています。特にクロームはキャッシュがとても強いんですよね。
高齢者や障害を持った人など、だれもが問題なくホームページを閲覧できるように配慮することです。
例えば、目が見えない人でもインターネットが利用できるよう、ホームページの内容を音声で伝える「音声ブラウザ」というものが存在しますが、正確なホームページづくりをおこなっていないと、音声ブラウザで正しく認識されません。音声ブラウザでもちゃんと内容を伝えられるホームページづくりも、アクセシビリティのひとつです。
また、色の認識力が弱い人でもページを見やすくするために、明度差の高い色を使用することもアクセシビリティ。
世界中のあらゆる人々がアクセス可能なインターネットの世界において重要なことではありますが、アクセシビリティを徹底して実践することは難しく、継続的な試行錯誤が必要とされる分野です。
一般的にホームページの使いやすさを指す言葉。例えば、わかりやすいメニューボタンや、読みやすい文章、すべてのコンテンツにたどり着きやすい導線など、使う人のことを考えた様々な配慮がユーザビリティです。
ただし、ユーザビリティの捉え方は人それぞれで明確な定義もないため、アクセシビリティ同様に試行錯誤が続いている状態です。大事なことはマニュアルにとらわれず、そのホームページを使う人の立場にたってしっかりと考えて作ることだと思います。
スタイルシートは、ホームページのレイアウトを定義する規格です。簡単にいうとホームページにおける「デザインに関する情報」と「内容に関する情報」を切り分けるために使用します。
スタイルシートを使用することで、ページの文字サイズや色、行間など、さまざまな見た目に関する情報を、ひとつのファイルで管理できます。プロがホームページをつくるとき、必ずスタイルシートを使います。
電子メールの内容を「HTML」で書いたメールのことです。テキストだけの電子メールと違い、画像を使用できてデザイン性を高められるので、メールマガジンで使用されるケースがよくあります。
しかし、このHTMLメールにはウイルスプログラムを混入することもできるため、セキュリティ設定が高いパソコンだとHTMLメールを受け取れないこともあります。また、メール表示に時間がかかるため、ユーザーに嫌われることも多く、一方的にHTMLメールを送ることは好ましくありません。
よく使われているメールソフト「Outlook Express」の設定で、新規メール作成の既定書式が「HTMLメール書式」になっていて、本人が気づかないまま、ずっとHTMLメールを送り続けている事例も多いので要注意です。テキスト形式で送りましょう。
RDF・Site・Summaryの略でアールエスエスと読みます。ホームページの「更新日付」や「見出し」「要約」などの情報を記述するフォーマットのことで、ブログが流行った際に広まりました。
多くのニュースサイトではRSSが使用されていて、YahooやGoogleなどのニュースコーナーは、主に各ニュースサイトのRSS情報を集めて表示しています。
また、自身が気になるホームページのRSS情報を収集することができる「RSSリーダー」と呼ばれるソフトを使うことで、最新の情報を効率よく取得することもできます。ちなみに、ハラプロのブログもRSSで更新情報を取得することができますよ。ブログを定期的に読みたい人はぜひ。
PHPはプログラム言語のひとつです。データベースとの連携に優れていて処理速度も速いため、多くのWEBサイトシステムで使用されています。ハラプロのホームページでもシステムはPHPで構築されています。
ドメインはインターネット上での住所です。yahoo.co.jpやamazon.com、この文字列がドメインです。
ドメインはそれぞれ世界にひとつしかなく、その取得は原則的に早いもの勝ちです。どうしても使いたいドメインがすでに取得されていた場合、そのドメインが高い金額で売買されることもあります。ドメインの転売を目的とした「ドメイン買い占め行為」も問題となっています。
.comや.netは誰でもが取得できますが、.jpドメインは日本居住者でしか持つことができず、.co.jpドメインについては日本の会社法人でしか取得できません。企業のホームページのドメインは.jpや.co.jpを使用するのが人気です。
アプリケーションサービスプロバイダの略です。開発すると費用も時間もかかるシステムを、皆で共有して使おうぜ!という仕組みです。
できあいのシステムを利用するため細かなカスタムはできませんが、高性能なシステムを安価で手早く利用できるメリットがあります。ホテルの予約システムや、ショッピングカートシステムなど、ASPサービスは広く使われています。
インターネット上での小売業の特徴を現す時によく使われる言葉「ロングテール」。
ネット小売業最大手のamazonは、メジャーな売れ筋商品による売上よりも、あまり売れないマニアック商品たちの集合による売上のほうが多いそうです。これをグラフにして、縦軸を販売数量、横軸を商品名にして表すと、マニアック商品たちが尻尾(テール)のようにひたすら横に長く伸びる。その見た目からロングテールと呼ばれるようになりました。
リアル店舗で軽視しがちな「あまり売れない商品」が、インターネット店舗では重要な役割を占めるということですね。
2013年ごろからデザインのトレンドとして注目されたフラットデザイン。平面的でベタッとした単色塗りやシンプルなデザインを指します。対義語はリッチデザイン。
フラットデザインはWindows8やGoogleにも取り入れられ、iPhoneの新しいOSにも採用されることでデザインの主流となりました。さて、これからはどんなデザインが流行るのか?
個人事業主としてホームページ制作をやっているWEBデザイナーのことです。広告代理店やホームページ制作会社からの仕事を請け負うスタイルと、クライアントから直接仕事を請け負うスタイルとがあります。
割合としては前者が多く、後者のスタイルでは、つくる力だけでなく、コミュニケーション能力や企画ディレクションのスキルも必要なため、そのスタイルでやっているフリーランスWEBデザイナーは少ないようです。
ホームページ制作の知識と技術が無くても簡単に開設することができ、情報の更新を可能にする日記型のホームページのことです。ブログの登場によって、だれもが簡単にネット上で情報配信することができるようになりました。
著名人が多く使うアメーバブログなどの無料レンタル型のブログと、ワードプレスのように独自ドメインのサーバー内に構築するブログとがあります。
SNSの台頭で、ブログはもう古い・・・と言われることがありますが、それぞれに利点はあると思います。自分の考えをしっかりと伝えるには、やはりブログが一番だと思います。
独自ドメインによるホームページを運営するために必要なのがレンタルサーバーです。簡単に言うと、インターネットの中で借りる「賃貸物件」のようなもので、その物件に対して、世界中の人たちがアクセスしてくれます。
レンタルサーバーは大きく分けると「専用サーバー」と「共用サーバー」の2種類があり、専用サーバーはひとつのサーバーを丸ごと借りて運用、共用サーバーはひとつのサーバーを複数のユーザーで間借りして運用する仕組みです。
利用料金は専用サーバーのほうが高額で、アクセスが多い有名ホームページや大きなシステムを動かすホームページが専用サーバーを利用します。一般的なホームページでは、共用サーバーで十分です。このサイトも共用サーバーで運用されています。
ホームページのアクセス数における単位の一つです。ホームページに訪れた人の数ではなく、閲覧されたページの数をカウントします。
アクセスしてきた人の数に対して、極端にページビューが少ない場合は、そのホームページに魅力がないか、もしくはミスマッチが起きている可能性が高いと言えます。
SSLとは暗号化技術のことです。インターネット上で送信される大事な個人情報や、クレジットカードの情報などを、第三者に読み取られることを防ぐために用います。SSLが利用されていると、ブラウザにカギのアイコンが表示されます。
最近グーグルが、WEBサイトの常時SSL化を推奨していて、常時SSL化がされていないWEBサイトには警告が表示されるようになりました。今や常時SSL化は、必須となりつつあるようです。
ホームページを形成するためにプログラム言語を使ってソースコードを作成することをコーディングと言います。
通常のホームページの制作手順として、グラフィックソフトで画面のデザインをおこない、出来上がったデザインをコーディングして、ホームページが完成します。このコーディングを正しくおこなうことが、検索エンジンでの上位表示にもつながります。
総合的に情報を取り扱う、大型ホームページのことです。ニュースや天気予報、株価情報、掲示板などの様々な情報と機能を持っているものが多くあります。
ポータルは玄関という意味で、ユーザーがインターネットを回遊する入口となるようなホームページを指します。主要なポータルサイトとして、Yahooやgoo、Livedoor、MSN Japanなどがあります。
インターネット上の広告をクリックした後に誘導するページのことです。主に1ページ完結型の構成で、特定の商品やサービスの販売に主眼を置いたページづくりになっています。健康食品でよくありますね。
通常のホームページだと情報が多岐にわたるため、必然的にメニューボタン(ユーザーの選択肢)をたくさん用意する必要がありますが、ランディングページでは特定情報の伝達にのみ目的を置けるので、広告要素の強いページづくりが可能となります。
PHP言語で開発されたプログラムソフトウェアです。無料で利用できて、ホームページ制作の知識がなくても、簡単に更新ができるように設計されています。ワードプレスを使ってホームページそのものを作るケースもあれば、ブログとして活用するケースもあります。
ちなみにぼくは、ワードプレスでホームページ全体をつくるのはあまり好きじゃありません。まあ好みの問題ですけど。ハラプロWEBサイトでは、ブログでだけ、ワードプレスを使っています。