8月5日に放送された村上RADIO、聞きましたか?あの村上春樹さんの声がはじめて聞けるということで、ぼくはラジオがはじまる1時間前から、ドキドキしていました。
さて、いよいよ午後7時、村上RADIOがスタート、しばらく続く、無音、シーーン。なんやこの緊張感。ゴクリ。そして、ついに、第一声。
「こんばんは、村上春樹です」
キターーーー!え?なんかイメージと違う。声が、若い。とても69歳の声とは思えない。写真でよく見るあの顔からまさかこの声が?というか、もしかして、村上さん、キンチョウしている?
はじめの10分は何故か僕までキンチョウしてしまい、その後はだんだんリラックスしてきて、あの村上さんのしゃべり声を聞いているという不思議な感動に包まれました。
村上さんのしゃべり方には、なかなかキザな感じもあり、こりゃまたアンチが騒ぐぞ。質問に対する返答も、やっぱりすこしひねくれているというか、まっすぐには回答せず。マニアックな選曲やウンチク話で、あっという間の1時間でした。
村上さんいわく「僕は小説の書き方を、音楽から学んだようなものだから、僕の小説を好きだと言ってくれる人とは、音楽的に通じ合うと思っている」はい、そうだと思います。