子が自力で立てるようになってきて、うれしいんだけど、ちょっとさみしいような、そんな感じです。笑いながらハイハイで突進してくるのを、もうすぐ見られなくなると思うとね。
ちなみに子は絵本が大好きで、最近は、きむらゆういちさんの仕掛け絵本や、荒井良二さんのピンポーンがお気に入りです。荒井さんの絵は魅力的だ。まるで子供のように描く。
あらゆるページをびりびり破いてしまうから、その都度、妻がたのしそうにセロテープで修復します。それを繰り返してボロボロになると、絵本に風格のようなものが出てきて、また良いんですよね。
新しい絵本を買ったら、ぼくも妻も表紙裏に書いてある増刷数をチェックして「うわ、150回も増刷している、儲かってるなあ」と話します。「この世に赤ちゃんが生まれるたびに売れ続けるのか、儲かるなあ」と話します。下世話ですみません。でも実際のはなし、定番モノはすごそうですよね。