レコードはレコード屋に足を運んで買う派です。
ネットを使って欲しいレコードを簡単に
手に入れてしまったらツマラナイからです。
だけど唯一例外的に、某レコード屋さんの
ネットショップで買うことがあります。
そこはとても信頼できるレコード屋さんで
価格も良心的だし、福岡では
なかなか出会えないレコードや、
いままで知らなかった良盤を
知れるのでたまに覗いています。
エルヴィン・ジョーンズの
「Live At The Lighthouse」
を知ったのもそこですが、
今まで存在すら知らなかった
このレコードをはじめて聴いた時、
度肝を抜かれました。
エルヴィンのドラムは言わずもがな、
ジーンパーラのベースが最高で
「やっぱりジャズはベースなんだ」
と再認識させてくれるし、
グロスマンとリーブマンの
ダブルサックスは縦横無尽に吹きまくっていて、
本当にかっこいい。かっこいいとしか
言いようがないのです。
録音されたのは1972年だから、
音楽シーンはまさにロック全盛時代。
そんな中、電気化に走ることなく
こんなにかっこいいジャズを
演っている人たちがいたんですね。
まぎれもなくジャズなこってりスープに、
ロックの隠しだれをちょっと垂らしたような、
だけどロックにはすり寄ってないし、
あくまでも正統派ジャズなんだけど、
オルタナっぽく聴こえる瞬間もあったりして、
とにかくかっこいい。
大量の魚たちが泳ぐなぞのジャケットもいい。