ドイツの写真家 ヨヘン・レンペルトの
「FieldGuide」という、
小さな写真集があります。
すべてモノクロで、動物や虫、
植物などをユニークな視点で切り取った
写真が収められている素敵な写真集です。
夜、子供を寝かしつけるとき、
子供がえらんだ絵本を1冊読むのですが、
ある日この写真集を持ってきました。
ぼく「絵本じゃないけん面白くないよ」
子供「これがいい」
仕方がないので一緒に布団にもぐりこみ、
FieldGuideを開きました。
すると子供は先入観のまったくない心で、
生き物のカタチを面白がったり、
左右の写真で間違い探しをはじめたり、
これはあれに見える、
それはあれに見える、
この模様キレイやねー
といった具合に楽しんでいて、
ぼくはちょっと感動してしまいました。
ヨヘン・レンペルトさんもその光景を見たら
「そうそう、そういうことなんだよ」
って言うと思います。