自分を奮い立たせるために定期的に見返すモノの中に写真家の金村修さんが出演した情熱大陸があって、それはもう20年前の放送だから、きっと今の金村さんとは随分違っているんだろうけど、当時の金村さん、朝と夕方にキオスクに新聞を配達するアルバイトで汗を流しながら、合間に街の写真を撮りまくる金村さんは最高で、自分の中に眠っている何か(若い時にはあったはずの何か)が、ぐぐぐっと喉元までせり上がってくる感じがします。焦ります。お金は無いはずなのに「フィルム10本使って1枚良いのが撮れるかどうかなんだから」と、躊躇なくバンバンシャッターを押していく姿にシビれます。