インサイドヘッドを観ました。人の頭の中にある感情たちを、擬人化したアニメーション。ぼくの頭の中って、あんなふうになっていたのか。記憶のボールや、人格の島などの世界観は、独創的で面白い。
千と千尋の神隠しを初めて観たとき、変なカタチした神さまとか、釜爺さんとか、頭だけで転がる3人組とか、宮崎駿さんの想像力すごいなと興奮したけど、それと同じようなワクワク感がありました。
感情は意思とは別物だから、インサイドヘッドの設定って、あながちファンタジーとは言い切れないんだよなあ。いろんな体験や思い出によって、人の性格が作られ、変わっていく。言葉にすると当たり前っぽいけど、そういうことだよなあと、映画を見ながら妙に納得してしまいました。
ぼくは、ぼくの体験の、積み重ねなんですね。
そして、なぜ人生に「悲しみ」が必要なのか。テーマは非常に深いものでした。ピクサーやるなあ。